2008年10月09日

青森県の石油小売店倒産の続編:プリペイドカードや前売り券を持っている方は捨てないで!

青森県内では、安売りスタンドとして有名だったカキモト(柿本)が倒産手続きに入った。

平成19年に7店舗を新設して県内に26店舗のセルフ式ガソリンスタンドを増やしていた。
2007年7月期の売上高は約96億円、純利益は約1300万円だった。

負債総額は現在集計中で詳細は不明ながら、金融負債だけでも40億円を超えると伝えられているが、一部の報道機関からは90億円の負債という話も出ている。

倒産の主な原因と見られているのは:
@急激な店舗増設のために無理な借り入れをしたことで、返済計画にむりがあった

A今年3月には、ガソリン税の暫定税率の期限切れを前に、先行して1リットル当たり15円の値下げを断行するなど、薄利多売で利益度外視の販売手法に問題があった

B契約しているメーカー以外からの石油購入などで、メーカーから契約打ち切りをされていた

などである。

今後の問題は、プリペイドカード所持者と灯油前売り券を購入していた消費者の救済であろう。

プリペイドカードについては、「前払式証票の規制等に関する法律(プリペイドカード法)」という法律があり、プリペイドカード発行者は供託金を出しているので、その中から最高プリペイドカード残額の半分(あくまでも供託金の金額によります)が戻る可能性があるので、捨てないで保管しておくことが必要です。

灯油前売り券については、「前売り券」を規制する法律がないため、通常の破産手続きで、

@破産管財人が破産した会社の財産の内容を確認する。

A債権者集会の開催される。(債権者として登録すること)

B債務者の財産を、債権の額に応じて均等に債権者に分配する。

このBで財産が残っていれば、債権者の額に比例して、お金が戻ってくるということになります。

プリペイドカードほどの金額が戻ってくるかは難しいのですが、前売り券も捨てないで保管しておいてください。倒産手続きが完了するまでは、決して「紙切れ」ではありません。
プリペイドカード保持者は消費者センターに問い合わせをして、供託金に関して質問してください。
灯油前売り券保持者の方たちは、倒産手続きを担当している管財人(弁護士)に債権者として登録する方法を問い合わせしてください。
内容証明などを作成できる方はぜひとも管財人に内容証明を送ってください。難しい場合は、弁護士でなくても、司法書士や行政書士が書類作成をできるので問い合わせをして、自分が債権者であることを伝えましょう。
泣き寝入りは、会社に残っている財産の金額が確定してからです。











posted by The Empress. at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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