そこにチュモ神剣を携えたタムドクが現れる。
タムドクは、ヤン王を殺した理由をキハに尋ねてくれと大神官に頼む。だが天に仕える身で朱雀の守り主に聞くことはできないという。
キハはタムドクに向かい「直接聞いてくだされば、答えましょう」と話をしようとするが、ホゲがその言葉をさえぎり、“カウリ剣”でタムドクの罪を問うべきだと要求する。
天の力で罪人を見極める方法とされる“カウリ剣”。
心臓に剣を突き刺し、無実なら生き延びるというものだ。
だが現実には助かったものなどおらず、都合よく敵を葬るために使われてきた。重臣たちが口々に賛同の声を上げるなか、タムドクは自ら“カウリ剣”の裁きを受けると手を広げる。
チュモ神剣を手に進むホゲ。すると突然キハがホゲから、チュモ神剣を奪い剣を持ってタムドクの胸に剣を刺すキハ。
剣が光り、タムドクの胸から剣が小さくなり落ちる。
「天が答えられました。高句麗の王子タムドクに罪がない」と叫ぶ神官。
宮殿の王座の前で、「この席に座る者になります。それまで、この席を父が守ってください」と言うタムドク。
タムドクは「真の王とは何か教えてくれ」とヒョンゴに頼む。
一方、キハはタムドクの子を身ごもったことに気づく。