2010年05月31日

地域医療の差をなくして欲しい!

地域医療の差をなくして欲しいですねえ、鳩山政権というか、与党の民主党の議員さんたち!

青森県だけが抱えている問題じゃないと思うんですよ。地域医療の差っていう問題。
確かに、県内に医学部がある大学が1つしかないという現状も、医者不足とともに、受けられる医療の差に反映されていると思うんです。

自分自身の問題として、まともな心療内科を弘前市内で探そう、と思った2年前に断念。とんでもない個人の心療内科だった。
そもそも、十数年前に弘前大学付属病院で多様な科を受診しても、「パニック障害」と診断されず、しまいには「髄液を採って検査しましょう」といわれたところで、自分でネットで検索プラス知り合いのご主人(東大病院の精神科医)に相談したのでした。

1年も待たないで、知り合いのご主人に訊けばよかったのよね。
だって、「ああ、その症状ならほぼパニック障害ですね」で解決しちゃったものexclamation&question

そして、同じ大学から週に1度派遣される医師が、昨年の4月に、私の母を診断し、「アルツハイマー型認知症です」といわれたんですもうやだ〜(悲しい顔)

でも、私はズーっと悩んでいたんです。
テレビやインターネットでいろんな情報を得るたびに、「母は本当にアルツハイマー型認知症なの?」っていう疑問がでてくるんですよ。

京大の研修医制度で認知症のプログラムを見ても、認知症にはいろんな種類があるんです。
アルツハイマー型っていうのはその中の1つの種類でしかない。

しかも、アルツハイマーという診断をするには、ここ7,8年前から「ベータ・アミロイドタンパク質という物質が脳内にどれだけ蓄積しているか」によって診断をおこなうというのが、基準らしいんです。
PET検査をするだけなんですが、PET用放射性薬剤(アミロイドマーカー)の開発が必要だったそうな眠い(睡眠)

とにかく、ここ3,4年では都市部の総合病院でもアミロイドマーカーとなる薬剤を使ったPET検査が一般になってきているっていう事実。

そこで、テレビにも出ていた「湘南厚木病院」の担当の方にメールでやり取りを何回かしたのです。

アルツハイマー型認知症と診断された私の母が受けた検査:通常の脳のMRI検査、血液検査、尿検査、言語・記憶機能検査。

そして、湘南厚木病院の担当の方から質問が、「認知症の初期の段階では、臨床だけで確定診断をするのは困難なのに、アミロイドマーカーのPET検査なしで、どのような根拠でアルツハイマーだと診断されたのでしょうか?」exclamation&question

「私も不思議です」と返信するしかありませんでしたがく〜(落胆した顔)

そうですよね。このPET検査でアミロイドタンパク質が画像で見れるようになるまでは、死亡してから検死をして(脳の細胞を調べるらしい)、アミロイドが存在している、その蓄積度合いで「アルツハイマー型認知症であった」という確定診断をしていたんですから。

確かに、京大とか東大とか旧帝国大学の医学部が未だに国からも優先的な扱いをうけているのは事実。
それに、有名私立大学の医学部も参加して、最先端医療で競いあっている。

でも、地方の医学部とその付属病院は、10年ぐらいのギャップをへて、実際の現場で治療ができる状態と地元の医師は言ってました。

高齢化社会の日本で、認知症の診断がどの地域でも同じように行われるっていうのが理想ですよね。理想というよりも、国立大学を設置しているんだから、科学文部省とか厚生労働省などが、地域医療の差を縮めていかなきゃ。

それにしても、
「必要な検査なしで、どうやってアルツハイマーと診断したのでしょうか?」という質問は医者同士でやってもらいたいですよね。

6月には私自身の心療内科の受診で横浜に戻りますが、ワーイ「新鮮な?都会の空気とスターバックスのコーヒーが飲める」。

7月には2回に分けて、母のために横浜に滞在することになりそうです。
posted by The Empress. at 01:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地方ほど交通機関などが不便なのにさらに病院の数がなければ選べないですよね。
痴呆症だって原因により対処の仕方が違って、それによって改善したり悪化したりだってすることでしょう。
パニック障害だってきっとそうですよね。

地方のほうが高齢者も多いのに・・

さらには「高齢者にも負担をしていただく」なんてことにばっかり・・
人口構成の推移で仕方がないだけで済ませては欲しくないです。
Posted by ヘレンケラー at 2010年05月31日 19:08
実はうちの親類も付属病院・公立病院問わず、弘前大系の医師にはことごとく誤診を重ねられてきました。それもかなり低レベルな誤診なので笑っちゃうしかありません。だからよくわかるお話です。

地方の国立大医学部やその付属病院って、地域にライバルがいないから切磋琢磨もなく、しかもその土地ではブランドにあぐらをかき、素人相手のお山の大将というか、名士でいられるので・・・育てる方も駄目だから、育てられる方もちゃんと育たない。その繰り返しで今がある。だから問題は相当根深いです。
>10年ぐらいのギャップをへて、実際の現場で治療ができる状態
とか、そんなレベルの話ではないと思います。

これをなんとかするには、医療問題だけではない、日本という国のあり方から根本的に直さないと駄目なような気がします。
それと、東北、特に北東北特有の事情、ということであれば、戊辰戦争での敗戦の影響が今に残っていたりもするんでしょうねぇ・・・
Posted by とおりすがり at 2010年06月01日 03:43
「とおりすがり」さんのコメントにうなずくばかりです。
私の中学時代の家庭教師は他県出身で弘前大学の医学部で勉強していました。第一志望の国立を落ちたので、滑り止めとして有名な「弘前大学医学部」へきたようです。

真面目な先生で、現在でも医師として多忙な日々を送ってますが、その方が「青森の医療は日本のチベットという環境」と言ってました。
チベットは素晴らしい国なので、ふさわしい言葉ではないと思いますが。
チベット=陸の孤島という意味で使われたようです。
いまだに、近隣の公立病院の看護士は「大学病院から先生がきてくださっているんだから」といったり。
明治時代とか大正時代の「お医者様」の世界みたいです。
Posted by The Empress. at 2010年06月01日 10:16
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