タロット占いでは、タロットカードを相談者の質問に応じてスプレッド(展開法)を利用します。
そのときに、相談内容によって、重要だと占い師が判断する人物や物事を「象徴」するようなタロットカードをスプレッドとは別に置いておきます。これが「象徴カード」です。
タロットカードが日本に紹介されたのは主に西洋からで、特に一般的な占い方法の1つとして人気なって、勉強された方はウエイト版の78枚のタロットカードが多いと思います。
マルセイユ版、ロシアン・タロット、ビスコンティ(古くて、美しいカードです)などもあります。
「象徴カード」は、原則的には、コートカード(小アルカナの人物札)から選ぶようにと、海外のタロットカードの説明書(小冊子)に書いてある場合がありますが、大アルカナから選ぶこともできるとする本格的なタロット書籍も多くあります。むしろ、「コートカードから選べ」と書いてあるほうが少数派ではないでしょうか。
まあ、自分の感性で「象徴」となるカードを選べということでしょうか。
私が、「象徴カードを頻繁に使っていますか?」と尋ねたのは、プロの占い師の方に対してです。(まあ、普通プロに訊きますよね)
私自身が、実際のタロット占いで「象徴カード」を使ったことが、ほとんどないということもあり、タロット占いの実践現場で「象徴カード」を頻繁に使うタロット占い師の方の意見を聞きたいと思ったんです。
通常、対面や電話の占い鑑定では「時間」という制約がでてきます。
「象徴カード」を考えている暇がないんですよね。
「プロなら瞬時に判断せよ」、といわれると確かにそうなんですが

しかも、タロットカード自体がカードの中に象徴的な絵柄で描かれているので、個人的に「象徴カードって必要なのかな」って疑問を持っているんです。
もちろん、スプレッドが複雑になれば(問題が複雑ということですね)、「象徴カード」が必要になる場合があります。
補助カードや裏カードを使うというほうが好みではありますが。
私が個人的にたまに鑑定してもらう米国のタロット占い師は、質問が進んでいくと『「象徴カード」を出してスプレッドを展開してみる』というのがあります。
でも、一番頼りにしているタロット占い師(タロット書籍を書いたり、講座も米国で持っています)は、象徴カードは「ほとんど実践では使わないわね」と言ってました。
元プロ、現役のプロのタロット占い師の方々、「象徴カードを頻繁につかわれますか?」、頻繁でなくても「象徴カードを使う場合ってありますか?」、よろしかったらコメントください。
脱線しますが、44枚の「天使カード」など、比較的新しく絵が描かれたタロットカードでは「象徴カード」っていう方法自体使えるんでしょうか?疑問です。知りたいです
